ガイヤーンがローストチキンなのに対して、ガイトートは揚げ鶏。タイ人も大好きなメニューで、バンコクには評判のお店がいくつもあります。自分はとりあえず2店行ってみて、ガイヤーンにくらべたらちょっとイマイチかなという印象。
トンリー(Thong Lee)
暑いタイではそもそも鶏肉にはよおーく火を通すのでしょう。お肉はパサパサの一歩手前。かろうじて汁気は残っていましたがジューシーとはほど遠く、下味(塩気)もほとんどないため鶏肉本来の味を楽しめたとも言えますが、やはり味は単調。スクンビットなのに140バーツ(470円)という値段で小ぶりながらも丸ごと1羽分来たためコスパは抜群でしたが、半身食べたところでけっこう飽きてしまいました。ついでに食べたレバーの甘辛煮は美味しかったです。
ポロ(Polo Fried Chicken)
トンリーにくらべたら味はしっかりめ、もも肉部分はジューシーさもそこそこ残っていて、何より大量の揚げニンニクが載っていたので、かろうじて最後まで飽きずにいただくことができました。が、しかし、やはり胸肉部分のパサパサ感は否めませんでした。胸肉だってうまく調理すればしっとり仕上がるのにな。
まあ多少がっかりすることは薄々予想していたので、もう1品、鉄板メニューをオーダーしました。コームーヤーン(豚の喉/首肉のあぶり焼き)。これはどこで食べてもハズレなしです。超ジューシー。でもすぐ冷めちゃうのが玉にキズ。
ガイトート半身130バーツ(450円)、コームーヤーン80バーツ(280円)。ちなみに、店内のタイ人を観察していたら、誰も手づかみなどせずスプーンとフォーク(またはナイフとフォーク)で食べていました。タイの料理作法。