A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

バンドン旅行記(インドネシア)

バンドンは美味しい

ジャカルタから車で3時間ほどのところにあるバンドンは、ジャカルタよりも涼しく、緑の多い町並みには小洒落たお店もたくさんあって、週末になるとジャカルタから人が押しよせるそうです。確かに街の雰囲気はとっても良くて、ジャカルタからの小旅行にはピッタリです。実は文化や言葉も異なるんですね(ジャカルタ=ジャワ族、バンドン=スンダ族)。

ご飯も美味しいと評判のバンドン。週末にかけて行ってきましたが、わずか2泊だったので、これぞバンドンという郷土料理は食べられませんでしたが、初日の夜にホテルの近くで食べたイカスミのナシ・ゴレンが、今までインドネシアで食べたナシ・ゴレンの中で一番美味しかったです。麺の方はクエティオ、これも美味でした (Rumah Makan Legoh)。

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スンダ料理では生野菜もよく食べるそうで、お昼を食べたレストランでも(いささか豪快な)サラダが出てきました。ドレッシング代わりに添えられたチリソースが激辛で、美味しいんだけれどちょっと涙目でした。

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バンドンで夕食を食べたお店の辺りをGoogle Mapで見ていたら、ドリアン・スイーツのお店 "Belah Doeren" を発見。さっそく行ってみると、これが当たりでした。

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シュークリームは上品な甘さの中にもドリアンのワイルドな香り(臭い)がきちんと活かされていて絶妙なバランス。ドリアンケーキはフレッシュな果肉がたっぷり詰まっていてこれまた絶品でした。

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バンドン貸切列車の旅

会社の仲間と車両を1両貸切って、バンドンまで3時間半、列車の旅を楽しみました。グループでの貸切り専用車両で、内部は座席の代わりにソファーを配置し、まるで応接間のようでした。

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ジャカルタのガンビール駅を静かに走り出した列車は快適そのもの。カラオケセット、キッチン、トイレ、専任スタッフ(ジュースや軽食をくれる)など、旅を盛り上げる豪奢なサービスです。廊下もまるでホテルのよう。

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しばらく走ると、窓の外には田園風景が。心なしかレールの建付けも悪くなってきました。ガタンゴトンと思いの外ゆれる車両に、ノスタルジアを感じずにはいられません。

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バンドン駅到着。列車の旅はいいですね。のんびりリラックスできました。

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バンドンの宿泊は Padma Hotel。ここもまた日常を忘れそうになる、素敵なホテルでした。

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アンクルン

インドネシアには様々な芸能と楽器がありますが、アンクルン(Angklung、アンクロンとも)という竹でできた楽器がまた良い音を奏でます。演奏はハンドベル方式で、ひとつずつ音階が異なります。一人がひとつ持って集団で演奏したり、一人ですべての音階を鳴らして演奏します。アンクルンを手で小刻みに揺さぶると、竹が竹を打って音が出るのですが、意外なほどコロコロと澄んだ音で、コオロギが集団で鳴いているようにも聞こえます。

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写真はバンドンの演芸場です。ツーリスト向けですが、ガムランの演奏をバックに人形芝居をしたり、伝統ダンスを踊ったり、そしてメインはアンクルンの演奏で、これがかなり見ごたえがありました。会場のお客200人くらいにランダムに配られるアンクルンが、実は8種類(8音階)あって、インドネシアの8つの地名が書いてあり、司会者が「ジャワの人、鳴らして!」とか「次はバリ!」といった指示に従ううちに、最後は全員で曲の演奏が完成するという凝った構成でした。音楽の演奏は苦手ですが、これはとても楽しかったです。

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ショップでアンクルンを買おうかけっこう悩んだのですが、一人で演奏するためには少なくとも8音階セットを買わねばならず、それはすごくかさばってしまうため断念。でも何か楽器がほしいなと思い、竹の笛を2本買いました。1本は安定して良い音を出せないので、練習しがいがあります。

バンドンのサンデーマーケット

パドマホテルから歩いていけるサンデーマーケットに行ってみました (Jl. Punclut)。野菜、果物、食べ物、動物、CD、服、靴、薬におもちゃ。

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人でごった返す狭い坂道の両側に、途切れることなく露店が軒を連ねていました。こういう活気、大好きです。タケノコと紫米は買おうかどうかけっこう悩んで買いませんでした。

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坂道の途中にバンドン市街地を見渡せるビューポイントがありますが、この日はかなりガスっていて残念でした。もっと空気の澄んだ日にまた来てみたいですね。

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バンドン旅行あれこれ

バンドンに着いて最初に食べた料理はナシ・ティンベル (Nasi Timbel)。焼き立て熱々のアヤム・ゴレン (ローストチキン) はさすがの美味しさでした。

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夜食べたカニもよかった。内陸のバンドンでなぜかカニが美味しい。驚いたのはコロッケが出てきたこと。久しぶり、というか、インドネシアでは初めて食べたかな、1年半いて。ちょっと感動するくらい、日本で食べるのと同じレベルの味でした。

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バントンで思ったこと。ナシ・ゴレン(焼き飯)が美味しい。ちょっと甘くてご飯がふんわりしてて、というのは食べたお店全部で共通でした。バンドンは高原野菜も美味しいし、何を食べてもハズレなしって感じ。

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泊まったホテルの朝食ビュッフェ。なんだか茶色い炭水化物ばかりとっていますね。でも野菜も食べたからOKにしよう。

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バンドンはイチゴ狩りもできるんです(正確にはバンドン郊外ですが)。タイミングが悪かったためあまりたくさんはとれませんでしたが、インドネシアでイチゴ狩り、というシチュエーションがとっても楽しかったです。味は、甘ったるいだけでなく酸味もあって、かなり好み。もう少し粒が大きいといいな。

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バンドン北側の地域はパイナップルの産地です。道端に延々と露店が並び、何千個とパイナップルが売られています。バスの運転手が「誰か買う人は?停まりますよ?」と言ってくれ、適当な露店の前で停車すると、あれ?意外とみんな降りない。というか運転手だけ喜々として降りていった・・・。

なら自分がと、お財布とカメラを抱えてバスを降り、おばちゃんに「いくら?」と聞いたところ、「15,000ルピア (120円)」と聞こえたので、お金を渡し、パイナップルを3個手にしたおばちゃんから一番熟したのをひとつ取り、素早くお店の写真を撮ると、みんなを待たせてはいけないと迅速にバスに戻りました。

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みんなが「いくらだった?」と聞くので、「ひとつ15,000ルピア」と答えると、「え?3個10,000ルピアらしいよ」とのこと。おぉ・・・なんてこった・・・。するとみんなぞろぞろとバスを降り、3個1セットのパイナップルを手に次々とバスに戻ってきました。そしてやっぱり10,000ルピア (80円) だったとのこと。

確かにおばちゃんなんだか戸惑った顔していたなと思い返し、ふたたびバスを降り、おばちゃんに「ドゥア・ラギ (あと2個ちょうだい)」と言ったところ、納得顔のおばちゃんがもう一人の部下らしきおばちゃんに何やら指示をして、パイナップルを束ねてくれました。そうして戻ってきたのが、、パイナップル5個・・・。いやこんなにはいらないよ・・・。

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翌日、ぜんぶ会社に持っていってみんなで美味しくいただきました。実はとても柔らかく果汁たっぷりで、十分な甘さに加えキリリとした酸味があって絶妙なバランスでした。これは美味しい。でもインドネシア人には酸っぱすぎたようです。どんだけ甘いのが好きな人たちなんだ・・・。

道中、お茶畑も見ました。日本人の感覚からしたらぜんぜん管理が行き届いておらず、改善できることが山ほどあり、そうすればさらに上質なお茶ができるのに、と残念な気持ちにもなりましたが、これくらいゆるい方がインドネシア人には合っているのかなとも思ったり。

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旅の最後は高速道路でバスがパンクするというアクシデントに見舞われましたが、タクシーに分乗してみんな無事に帰宅。家に帰るまでが遠足だよという格言を思い出しました。あー楽しかった。

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バンドンでバッソ

仕事でバンドンに行きました。車でジャカルタを午後4時半に出て、バンドンに着いたのが午後8時半。早ければ2時間ちょっとの道のりですが、最近はとくに渋滞がひどく、ジャカルタを抜けるのにとても時間がかかります。

バンドンでは他に行きたいレストランがありましたが、そちらは午後9時で閉店。ホテルでチェックインなどしていたらもう間に合いませんでした。ということで、気を取り直してホテルから歩いていける距離でレストランを検索。ありました。バッソ(肉団子)のお店、Bakso Boedjangan。

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お腹も空いていたし、翌日は会議に出て終わったらジャカルタに直帰です。ここでがんばるしかありません。で、2品頼んだらお店の人が「え?」っていう顔を。インドネシア人て少食ですからね。まあ旅の恥はかき捨てです。バッソ全部入りと、何やら黒いヌードルをオーダーしました。

黒い麺はたぶん竹炭かイカスミが練り込んであるんでしょう。適度な塩気とガーリックオイルまみれの麺が、やけに美味しかったです。こんな単純な味付けなのに。お腹が空いていたからかな。付いてきたスープもしっかりした味で、なかなかやるなと思いました。

バッソの方は、とくに揚げたバッソ(バッソ・ゴレン)が美味しかったです。たぶん魚介系のボールなんですが、外がカリッとしていて中はフワフワ。どっしりしたお肉のボールも美味しかったですが、このバッソ・ゴレンはなかなか他では食べられない味でした。満足満足。

あ、黒い麺はとても美味しかったのに、バッソに入っていた麺はポソポソで、ない方がマシでした。でもバッソの麺て他店もすべからく不味いです。なんだろうこの伝統は。

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バンドンご飯

またもバンドンにやってきました。夕ご飯はバンドン在住の方にスンダ料理の有名店に連れて行ってもらい、お腹いっぱい食べました。

ジャワ料理とスンダ料理って何が違うの? そう言われるとなんとも言葉に詰まってしまいますが、濃い甘口の料理はとてもご飯がすすみ、やはりジャカルタで食べるものとはひと味違うなあと思った次第。

タフ・ゴレン・バンドン(バンドン風揚げ豆腐)、カンクン(青菜)と牛肉のすき焼き風、グラメ・ゴレン(揚げ魚)などなど。みんな茶色いな。。

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最初に頼んだ緑のジュースが、成分はナゾでしたが(野菜と果物のような気が・・・)なかなか美味しかったです。

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珍しい野菜

バンドンとその近郊は気温が冷涼で農業が盛ん、フレッシュな高原野菜をたくさんいただくことができます。

そんな中でも初めて見た野菜、というか果物?、よくわかりませんが、最初は豆にも見えたそれをかじってみると、トマトのような、ピーマンのような、なんとも不思議な食べ物でした。

変に青臭いこともなく、慣れれば少し甘味も感じられて、植物のエネルギーがギュッと濃縮されたような、なんとも生命感あふれる逸品でした。後日聞いたら、Leunca (ルウンチャ) という名前だそうです。

 

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