A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

バニュワンギ旅行記(インドネシア)

バニュワンギ(1) エスノ・カーニバル

ジャワ島の "日出づる処"、バニュワンギ (Banyuwangi) に行ってきました。Ethno Carnival 2016を観るためです。スラバヤ経由、ガルーダ航空。

当日 (11月12日) の朝バニュワンギに到着し、午前中はタクシーであちこちウロウロ。お昼にホテルにチェックインし、午後1時からのカーニバルに行ってみたはいいものの、会場の通りには柵があって中と外の観客が隔てられていました。

「チケットがいるのかな」と思い入り口を探し端っこまで歩いていくと、入り口はあるのですがチケットカウンターが見当たりません。さらに警察が中に入れる人を選別している様子。せっかくここまで来たのに、まずい・・・。

とりあえず入り口の警察と係員に「入りたいんだけど・・・」とおそるおそる伝えると、わーっとインドネシア語で言い返してくるのですがほとんどわかりません。呆然としていると外国人だと察してくれたようで、「どこから来たの? (Dari mana?)」と聞かれ、「日本からです!(Dari Jepang!)」と魂の叫び声をあげると、仕方ないなあという顔をされつつ、こっちに来いと中まで通してくれました。

そしてこれらの写真が撮れたというわけです。インドネシア人優しい。ここで一句。「最後には、なんとかなるよ、インドネシア」。字余り。

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バニュワンギ(2) ローカルグルメ

自分にとって旅行の最大の楽しみは、その土地の食べ物をいただくこと。バニュワンギにも美味しいものがたくさんありましたが、やはり最初に食べた Rujak Soto (ルジャッ・ソト) が印象深いです。

そのお店 Rujak Soto Bu Sum (スムおばさんのルジャッソト) は、Googleマップ上で珍しくユーザーレビューが多く (それでも10件くらい) 期待して行ったのですが、タクシーでいざ着いてみると、運転手も思わず「本当にここでいいの?」と困り顔で聞いてくるような、およそ外国人が行くようなお店ではありませんでした。

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でもせっかく来たんだからと、のれんをかき分けベンチに着席すると、スムおばさんも先に座っていた高校生も、見知らぬ侵入者にどこか不安顔。座って数分、こちらも沈黙に耐えかねて、バニュワンギ旅行に備え3日かけておぼえたインドネシア語を駆使し愛想をふりまくと、ようやくお店にも安心感というか秩序のようなものが生まれたのでした。ここまでローカルなお店 (屋台) だと、お互いのためもはや個人プレーは許されません。屋台というチームの一員になることが必要でした。

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ルジャッソトは、ガドガドサラダにモツ煮込みをかけたような料理です。スープはコクがあってかつスッキリ。茹で野菜と揚げ豆腐がハーモニーを生み出し、見た目よりずっと美味しいです。調理は目の前で行われ、野菜は何を入れるか、唐辛子は何本か、甘さはどれくらいか、終始好みを聞かれます。途中で一度味見もあり、できあがりは限りなく自分好みに (なるはず)。

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またひとつお気に入りのお店ができました。まあなかなか二度目はないかもしれませんが。

バニュワンギ初日の夜、地元料理が食べたいと言ったらタクシーが連れて行ってくれたお店、Pak Tris (トリスおじさん)。Googleマップに載っていないのは看板すらないからか。でも大きな店構えで、料理はとても美味しかったです。

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バニュワンギ名物なのかいまいち不安ですが、アヤム・プダス (Ayam Pedas=スパイシーチキン) はぜひ食べていただきたい。地鶏の旨味が口の中にジュワーです。火を通しすぎないのがいいですね。お皿の上の他の料理はジャックフルーツのミルクカレーと鶏腎臓の甘辛煮。白ご飯が熱々でうれしかった。お茶も頼んで合計200円しないという安さ。

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バニュワンギではもう1軒チキンを食べました。宿泊先のホテルの朝食ですが。美味しかったな、甘辛ジューシーで。アヤム・パンガン (Ayam Panggang=ローストチキン) はパダン料理?この他、塩漬け魚のナシゴレン (炒飯)、ミーゴレン、Urap-Urap (茹で野菜のココナッツ和え)、キノコの天ぷら、Semur Daging (肉のシチュー=写真の黒いスープ、ちょっと甘酸っぱくて意外とスッキリ)、そしてバニュワンギコーヒーです。

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今回の旅のもうひとつの目的はバニュワンギコーヒーでした。インドネシアにはいろんなブランドコーヒーがありますが、バニュワンギはそれらに劣らず高品質で、飲むといつまでも口中に香りの余韻が残るとのこと。そう聞いたら飲まずにはいられない。

いくつか有名な村があるようですが、自分が行ったのはクミレン村 (Kemiren) のカフェ。朝早くに行ったら昼12時からオープンと言われ、その日の夜に出直しました。1杯4000ルピア (30円) だったので、アラビカとロブスタを2杯注文し飲み比べました。

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味は (たぶん) ブルーマウンテン系で、全方位にバランスが良く優等生的な印象。おとなしめのアラビカは逆にパンチがないと感じるかも。その分、ロブスタは鮮烈でした。バランスは良いんだけれど香りもコクもそれぞれくっきり鮮やか。それはちょっと驚くほどでした。世界に打って出ればバニュワンギのロブスタはきっと人気爆発する!(ハズ)

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バニュワンギ(3) 町の風景

バニュワンギの町並み。空が青い。対岸にはバリ島。硫黄の青い炎で有名なイジェン山も。クールなローカルブランド Osingdeles (オシンデレス) でコーヒーとTシャツ買いました。バニュワンギの人々はRoxyに集う。立派なバイトゥッラフマーンモスク。公園も緑が多く市民の憩いの場に。パサール・バニュワンギはなんと24時間営業、眠らない市場なんです。空港ちっちゃいなー。久しぶりのプロペラ機でした。

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東ジャワ名物料理 ラウォン

バニュワンギにはスラバヤ経由で飛行機を乗り継いで行きました。その際、スラバヤに1泊し、地元の名物料理をいただきました。それは東ジャワの黒いスープ、ラウォン (Rawon) です。

事前に評判を調べていった甲斐あって、スラバヤの名店 Rawon Setan はさすがの美味しさでした。真っ黒スープなので見た目がエグいですが、食べてみると意外とさわやか。牛肉もトロトロ。この色はクルワッ (Kluwek) という木の実から。酸味もそうなのかな。

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スラバヤ空港のレストランでもラウォンをいだきました。ここのは酸味弱め、やや苦味あり、揚げタマネギの味が強めでした。これも美味しい。けれどやっぱり酸味のある方が好きかな。

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ちなみに、ジャカルタにあるスラバヤ料理店、Kantin Rujak Cingur。ここのはクローブが強すぎていまいちでした。まあこれは好みの問題ですね。ここのを最初に食べていたらこれがスタンダードと思っていたかもしれないし。

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東ジャワ名物料理 ルジャッ・チングル

会社のスタッフにスラバヤに行くと伝えたら、「ルジャッ・チングル (Rujak Cingur) を食べてみて!」と言われました。何なんだろうと調べてみると、・・・牛の鼻? うーん、あやしい。ゲテモノ臭しかしない。

とは思ったものの、やはり食べてみたいとなって、スラバヤでタクシーを走らせなんとかルジャッ・チングルを食べることができました (人気店は夕方閉まってしまい、夜8時に空いているお店を探すのに苦労しました)。

どんなものかというと、ガドガドサラダに果物が入って、さらに牛の鼻の刻んだやつがのっているという、そんなもの。ピーナッツソースがかかっていて何が何だかわかりませんが (写真1枚め)、鼻をひっくり返すとかなり鼻感が (2枚め)。ソースが甘くて鼻の味はよくわかりませんでした。ゼラチン質でグニュグニュしていただけ。

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これはジャカルタにもどってきて食べた (Kantin Rujak Cingur) ものの方が美味しかったです。プルプルした食感が珍味ですね。

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