ツバル出張
フィジー赴任5日目にして、いきなりのツバル出張。ツバルについての情報はウィキペディアでご覧いただくとして、このスケールでもひとつの国家なんだということが、新鮮でもあり驚きでもありました。いろいろ考えさせられますね。
厳しい現実
前回から10日ほどおいて、2度目のツバル出張。狭いけれど海もきれいだしのんびりしてて案外いい島じゃん、なんて思った前回とはうって変わって、こんどはかなり厳しい南の島の現実を目の当たりにしました。
首都のある島の北端に山積みとなっていた大量のごみ。とにかく見た目のインパクトが強烈でした。なんとかしなきゃと思っても、焼却施設も埋め立て場所もありません。人もごみも逃げ場がないのです。さらにトイレの問題。家の前の海で用をたす人も多いのだとか。
海面上昇という長期的な問題に取り組む前に (その方が今は外国の援助が引出せますが)、まずはごみ・衛生問題をなんとかしなければならないんじゃないでしょうか。珊瑚が死んでいるのも気候変動による海水温の変化というよりも、単に水が汚れただけかもしれないし。
じゃあどうすればいいのと聞かれても、魔法のような特効薬があるわけではありませんが。
ツバルで食べたもの
失礼ながらツバル初訪問前は、滞在中の食事にはまったく期待していませんでした。そもそも多くを望んではいけないと思っていたし。でも実際にツバルに行ってみたら、思った以上に野菜もお肉も食べられることに驚きつつ、毎回美味しく料理をいただいたのでした。トンガと同じで、魚は少なめ。漁船を出すにも燃料代がかかりますから、結局鶏か輸入の冷凍肉が多くなるのかなと。
中華料理屋もありました。
フィジーから双発のプロペラ機で往復。
エアーパシフィックの機内食。