A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

トンガタプから行ける離島

マリノア島

自分が初めて行ったトンガの離島、マリノア (無人島)。トンガタプのホエールウォッチングツアーに出かけたものの、なかなかクジラが見つからず、もう今日はあの小島で過ごそうか、なんて感じで上陸した無人島でした。

トンガタプの海でも十分きれいだと思っていましたが、さすがは無人島、海とビーチが段違いにきれいでした。心が洗われるとはこのことかと思いました。でも実はこの島、めったに噛まないけれど、噛まれたら15秒で死ぬという海ヘビの生息地だそうな。後で聞いてゾッとしました。

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この時のホエールウォッチングは、一緒に泳ぐことこそできませんでしたが、船の真下をくぐり抜けたり大ジャンプをしたり、おちゃめなクジラに出会うことができました。

ちなみにカメラはそれなりに構えていたのですが、ジャンプの瞬間、その美しい姿に見とれてしまって、一瞬シャッターを押すのが遅れてしまいました。ということで、写真には大きな水しぶきだけが。

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パンガイモツ島

トンガタプで一番気軽に出かけることができるリゾートアイランドといえば、ヌクアロファの港からも間近に見えるパンガイモツ。送迎ボートで7~8分 (往復900円)、着いた先には南国のプチリゾートが広がっています。

釣りに泳ぎにのんびりしにと、何度も行きました。色鮮かな熱帯魚を見ていたら、目の前をウミヘビが横切っていき驚いたことも。死んだ魚を釣り上げた時は、「マジ!?」と一瞬我が目を疑ってしまいました。

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アタタ島

トンガタプからボートで20分のアタタ島にて。モズクを採っている船に近づいていったら、「これを食えーー!」と漁師さんが持ってきてくれました。トンガのモズクはフコイダン含有量がすごいとのこと。健康になるぞー。でもやっぱりしょっぱいな、その場で食べると。

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アタタには仕事で行きましたが、途中クジラにも出会いました。これぞトンガ。

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エウエイキ島

トンガタプの港からボートで東に行くこと約30分、エウエイキは、60人弱の島民を抱える大きな島です。人口は10年前とくらべてほとんど増えていません。きっと、若者は職を求めてトンガタプ本島、あるいは外国に出稼ぎに行ってしまうのでしょう。

島には船着場もなく、トンガタプからチャーターしたボートは少し沖に停泊、村の小型ボートが迎えに来てくれました。波の勢いをうまく利用して、村のボートは砂地ぎりぎりまで乗りあげてくれましたが、上陸するときにやはり少し足元が濡れてしまいました。これはこれで、離島に来たという実感があって良いものですが。

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それにしてもさすが海に囲まれた村です。贅沢な海の幸で作ったご馳走をお腹いっぱいいただきました。スナッパーの蒸し物も美味しかったけれど、サザエとタコのココナッツミルク煮がことのほか美味しかったです。主食はお芋なんですが、こういった料理にはお米やパンより、やはりお芋が合うと思いました。

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食事の後は浜に移動して、海中のオオシャコガイ (養殖) やナマコの生息状況を観察しました。水産資源を捕りすぎず、いかに持続的に活用していくか、10年単位のビジョンが必要です。しかし島の暮らしは生計手段が限られていて、問題は切実。

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ファファ島

いつか行きたいと思っていて、離任直前にようやく行くことができたファファ島 (Fafa Island)。ヌクアロファの港からボートで手軽に行けるものの、トンガにしては宿泊料がお高く、ちょっと敷居が高かったのですが、実は日帰りだと昼食込みで3000円ちょっとというバーゲンプライスでした。

パンガイモツやアタタにくらべると、リゾート感は段違いです。その分、日帰り客は宿泊エリアに入ってはいけないなど、ルールも厳格。けれどもそれがますますプライベート感を演出していて、まさに至福のリゾート。

海水も砂浜も実にきれい。食事もとっても美味しかったです。なんでもっと早くから来なかったんだろうと、ちよっとだけ後悔しました。トンガに旅行したらぜひ行ってみてください!

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