A Dog's World 

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世界のマズイ料理100(最新版)

"Taste Atlas" の「世界のマズイ料理100 (世界で最も評価の低い料理100)」が更新されました。今回はかなりランキングに変動があります。もともとそこまでシリアスなランキングではなく、世界には珍しい料理があるなあといった感覚で楽しむのが吉かと。

(※投稿記事のリンクが同じままなので、また来年にはランキングが変わり、ブログの内容と齟齬が出てしまうと思いますが、これは2024年3月版ということで)

1位はタイの「ゲーンタイプラー」。発酵させた魚の内臓 (タイプラー) を使ったタイ南部のスープ (カレー) で、独特なにおいが食べる人を選ぶそう。残念ながら自分は食べたことがありません。

魚のスープで発酵系の臭さが味わいのポイントという意味では、インドネシアの「ソプイカンバタム (下の写真)」もなかなかのクセあり。(⇒過去記事)

10位はノルウェーの「Smalahove」。羊の顔を使った (というかそのままの?) 料理だそうですが、自分はヨルダンで同じようなものを食べていて (下の写真)、食材として羊の顔が美味しいことは知っています。味というより見た目でランクインしてしまったのかなと。いやホント、美味しいんですよ、コラーゲンたっぷりで。

27位、タイの「カオクルックガピ」は、自分としては好きなタイ料理のひとつなので、なぜランクインしているのかはナゾ。味は美味しいです。エビの発酵調味料も日本人ならまったく違和感なし。

ただ、茶色いご飯とか見た目の質素さから、自分も当初は避けていたというのはあります (写真はかなり見た目が良い方)。タイ生活後半で初めて食べて、こんなに美味しいならもっと早くから食べておけばよかったと後悔した記憶があります。

29位、タイの「ホイトート」。牡蠣オムレツですから美味しくないはずありませんよね。審査員に何がウケなかったのか。油っこいからかな。でもとにかく味は抜群です。ただしお店は選んだ方がいいですけどね、牡蠣だし。(⇒過去記事)

44位、タイの「チムチュム」は東北タイの鍋料理です。いや、これこそマズイなどと言われる筋合いはありません。好きなタイ料理ベストテンなんてランキングがあれば、ランクインは確実です (⇒最も美味しいタイ料理)。もともとチョイスが偏っているサイトですが、今回は特になんだかなあ。(⇒チムチュム食べ歩き)

73位にこれまたタイの「ナムトックムー」がランクイン (⇒過去記事)。今回はタイ料理が多いな。実際に食べたらどれも美味しいんですけどね。ランクインが多いということは、それだけタイ料理が世界中で食べられているという証拠ですね。

75位、タイの「パットウンセン」。炒めた (パット) 春雨 (ウンセン) は美味しいです。ある日、コラートの麺を使った焼きそばを出す屋台に行ったらその日は在庫がなかったため、春雨をいただいたことがありました。普通だなあと思いながらも美味しかったので、もうひとつテイクアウトして帰りました。(⇒過去記事)

ということで、久しぶりにタイ料理を思い出し、あれもこれもまた食べたくなったのでした。

ガス漏れでふとドリアンを思い出す

買い物に行こうと外出した時のこと。いつもの裏道を歩いていたら、突然フワッと臭いにおいが鼻を突きました。これはおそらくガス漏れ。

一瞬、顔をしかめましたが、ふとその向こうに、どこか懐かしいにおいを感じました。うーん、なんだっけなと、しばし思いを巡らせます。

「そうだ、ドリアンだ」 心の中でポンと膝を打つ自分。そうなんです、このガス臭いイヤなにおいも、少し薄めると、なんだかドリアンのようなんです。

インドネシアで初めてしっかりドリアンを食べ、その美味しさに目覚めたあと、次のタイではもうどっぷりドリアンの美味しさにハマりました。

タイ生活後半には、ドリアンはもはや良いにおいにしか感じない体になっていました。ドリアン売り場の前に行っては、わざわざ深呼吸なんかしたりして。

ドリアンはそのまま食べるのはもちろん、チーズケーキやタルト、ピザやカレー、アイスクリームやお饅頭など、いろいろな形で楽しむことができます。

ああまたドリアンが食べたいなあ。買い物を終えた帰り道、同じ場所でまたガスのにおいを嗅いで、しみじみそう思ったのでした。ていうか、ガス漏れは直してほしいな。

【ドリアン過去記事】
ドリアンガイド2019
タイの果物・菓子まとめ

※ブログ内検索窓で「ドリアン」と入力し過去記事を検索すると、自分でも驚くほどたくさん関連記事が出てきます。ドリアンは自分にとって、タイ生活のけっこうな部分を占めていたんだなあとあらためて思いました。あ、インドネシア生活でもマレーシア旅行でもしっかり食べています。

ものの値段@バンコク(価格と価値)

インドネシアと同じく、タイは普段の食事がとても安い (安くて美味しい!) ので、たまに食べる日本料理やお洒落カフェのメニューが、それはそれは高く感じたものです。

高い料理やケーキにも、値段の理由はちゃんとあり、またやはりそれなりに美味しいものですから、いちいち値段にケチを付ける必要はないとは思っていました。

ただ、そうであってもあらためて値段を比較してみると、そこまで出して食べる価値ってある?などとつい弱気になってしまう自分がいて、いくつか例をあげてみると:

VS. 日本のラーメン
「蔦」は言わずとしれた、ミシュランの星を獲得した初めてのラーメン店。バンコクに出店した当初は大盛況で (タイ人は日本人以上に新しもの好き)、入るのを何度かあきらめたことも。1杯税サ込み459バーツ/1600円 (当時のレート) は、現地のご飯・麺類なら写真のとおり9食分に相当します (各40~50バーツ)。こうなるとちょっと考えてしまいます。果たしてその価格に等しい価値があるのかどうか。

VS. 日本のパンケーキ
「ルタオ」はバンコクにもいくつか出店していて、どこも常に現地の若者でにぎわっていました。当時、スフレパンレーキは315バーツ/1100円 (税込み)。値段を知って反射的に「高い・・・」と思い最初は躊躇していましたが、お店ではタイ人もよく食べているし、思い切って一度食べてみたら、やはりとても美味しかったです。ただ、写真のカオニャオマムアン (100バーツ) 3つ分かと思うと、どうにもちょっとため息が。もっとも、これはマンゴーが安いタイならではですね。

ちなみに、ルタオなら日本のスイーツだし高くなるのもまあ納得ですが、ローカルのお店でも高いところは高かったです。写真はセントラルワールドにあった「Fluff」のスフレパンケーキ284バーツ/990円 (税込み)。いや、美味しかったですけどね、はい。

VS. スターバックス
当時、バンコクのスタバは一番安いコーヒーでも90バーツして、あまり自分の好みの味でもなかったため、普段スタバを使うことはほとんどありませんでした。ただ、ナイトロコールドブリューだけは本当に美味しいと思い、今でもたまに飲みたくなります。どの店舗にもあるわけではなかったので、結局2回しか飲んでいませんが。

値段は当時で160バーツ/560円しました。この値段なら、バンコクでは次のようなものが食べられましたから (各150バーツ)、スタバは贅沢品だなあと思いつつ、チュルチュルとアイスコーヒーをすすっていたのを覚えています。写真:モーファイ (これは牛で180バーツでしたが、豚だと150バーツでした)、チムチュム (東北地方の鍋)、小籠包10個、カームー (豚足) 煮込み。

価格と価値って、結局は自分の考え方次第ですかね。おそらく価値は万人に共通の絶対値ではなくて、それは「価値を見出す」なんて言葉からも明白なように、本当に人それぞれなのかなと。その時の環境や感情によっても違うでしょうし。

蔦のラーメンもルタオのパンケーキもスタバのナイトロも、その時は本当に食べたかったし美味しいとも思いました。後から我に返って「高かったんじゃ・・・」と後悔するパターンも、よく考えたらそれはきっと、反省するふりをしていただけなのかも (そしてまた繰り返す・・・)。

なお、タイ生活では基本、安いご飯ばかり食べていましたが、それは節約とか節制などという高尚なものではなくて、タイご飯 (B級グルメ) が本当に美味しいと思っていたからです。

決定!世界一のガパオ炒め

今年8月下旬、タイ観光局の主催でバンコクにて「ワールド・ガパオ・タイランド・グランプリ2023 (World Kaphrao Thailand Grand Prix 2023)」が開催され、タイ各県の代表者がその腕を競いました。

そして優勝者、つまりタイで一番美味しいガパオ炒め (ガパオライスに限っていないようです)、それすなわち世界一美味しいガパオ炒めが、ついに決定されました (⇒ウェブサイト/タイ語)。

優勝はランパーンの「クルア・ヌアホーム (ヌアホーム・キッチン)」。優勝賞金40万バーツ (約160万円) を獲得しました。ランパーンには旅行したことがありましたが (⇒コチラ)、このお店には行かなかったです。残念。

2位がアユタヤの「チットソッド」(賞金10万バーツ)、3位にバンコクの「バーンタイ (タイハウス)」(賞金7万バーツ)。バンコクのお店はあまりに普通の名前なので、どこなのか特定するのが難しいです。スクンビット16のお店なのかな。。

バンコクで食べたガパオライスはコチラでまとめた以降もあれこれ食べていて、そのうちアヒル肉のガパオライスを食べに行った時のことを書いた過去記事で、ガパオの発音について愚痴を書きました。以下、抜粋。

『いまだにタイ語の「ガパオ」の発音がよくわかりません。ガパオライスはタイ語で「カオ・パット・ガパオ (ガパオ炒めとご飯)」ですが、いつもイマイチ通じず、素直に「ガパオライス」と言った方がまだオーダーが通ります。調べてみると、タイ語でもいくつかスペルがあるようです。カタカナに直すと、カプラウ、クラパウ、クラプラウ。K音がG音になり、Rは飛ばされるので、どれもガパオに聞こえるわけです。町の食堂でそこそこスムーズにタイ語で注文できるようになったなと、時にはそう思う自分ですが、未だにガパオライスは鬼門』

* * *

ちなみに、8月に日本の松屋でガパオライスが販売されましたが、料理の写真を見る限り、ガパオ炒めという感じではまったくなかったのですが、あれってどうだったんでしょうね。どんな見た目であれ、味付けであれ、ガパオ (ホーリーバジル) さえ入っていれば、それはガパオ炒めなのですが。

松屋のガパオライス

タイのガパオライス (緑色がガパオ)

世界のマズイ料理100

またもや "Taste Atlas" からヘンなランキングが届きました。それはズバリ、世界のマズイ料理100です。正確には、世界で最も評価の低い料理100。

ランキングを見てみると、知らないものもたくさんありますが、マズイ料理というよりは、他の文化圏の人にはなかなか理解しがたい料理といった印象です。

タイ料理からは「ゲーンソム (Kaeng Som)」が15位にランクイン。たしかに、甘酸っぱくてけっこう辛いスープは、初めて食べたらギョッとするかもしれません。

あるいは、タイ語ではスープもカレーもまとめて「ゲーン」と言うので、カレーのつもりでゲーンソムを頼んだら、とてもカレーとは思えないものが出て来たということで評価が低いのかもしれません。ランキングにも "Sour Spicy Fish Curry" と書いてあるし。

【追記】2023.9.15にリストが更新され、ゲーンソムはランク外となりました (他のタイ料理もありません)。クレームが行ったのかな。もちろんタイ人は美味しいと思って食べているわけですから。

こうしたタイっぽい味付けは、自分もタイ赴任当初は違和感ありありでしたが、食べ慣れてしまえばけっこう美味しいんですよね。

サイアムスクエアの「インター」でゲーンソムをいただいた過去記事はコチラに。写真はインターのゲーンソム。大きめの海老が3匹沈んでいました。

さて、自分もつい「マズイ料理」なんてタイトルをつけてしまいましたが、なんとなく思うのは、本当はマズイ料理なんてものは世の中に存在せず、それはあくまで自分の舌には合わないだけなんじゃないのかなと。

ランクインしているアメリカの「チョコレートがけベーコン」はさすがにどうかと思ったりはしますが、でも甘いのを食べたらしょっぱいものを食べたくなるし、万が一の確率で、意外とイケるのかもしれません。

タイでも韓国製ラーメン流通禁止

次の記事にあるとおり、台湾に続きタイでも辛ラーメンの一部商品が流通禁止になりました。記事自体は、「ヤバいのはあくまで輸出品で、韓国国内向けは大丈夫」という身も蓋もない内容なんですけどね。

タイ滞在中は辛ラーメンをけっこう食べていたので、当該商品がこれまで自分が食べたことのないものだったとしても、さすがにちょっと心配になります。ちなみに韓国ラーメン関係の過去記事は次のとおり。
ラムドン/チャパグリ
プデチゲハイ
辛ラーメンポックンミョン
インスタントラーメンあれこれ

自分が滞在していた数年間で、バンコクのスーパーマーケットで売られるインスタントラーメンは、韓国製がどんどん増えていきました。日本製もあいかわらず売られていましたが、とにかく韓国製品の増加は目を見張るものがありました。今回のニュースで、タイ人の消費者マインドにも多少ブレーキがかかるのかもしれません。

タイ料理 "パネーン"(世界の伝統料理ベスト100)

"Taste Atlas" から「世界の伝統料理ベスト100」が発表されました (⇒コチラ)。第1位の「カレー (日本)」を含め、そのラインナップはなんともコメントしづらいものになっていますが、個人的に注目したいのは第6位の「パネーン (タイ)」。

職場の食堂でもよく食べていましたが、単にレッドカレーの一種だと思っていたところ、実は違うものなんだそうです。

写真はオートーコー市場のフードコート。向かって右端の赤いのがそれです (パネーンヌア=牛肉のパネーン)。ご飯にかけてもらい、美味しくいただきました。

日本で言うところのタイカレーは、タイでは「ゲーン (汁物)」というスープ料理に分類されます。たしかに、グリーンカレーやレッドカレーは水分が多くサラサラしています。

カオゲーン (ぶっかけ飯) 屋台でも、器に入れてくれることがほとんど (そして器ごとご飯の上に載せる・・)。写真はうちの職場の食堂。

くらべてパネーンは、少しトロッとしています。スープとシチューの違いくらい。だからなのか、普通はご飯に直接かけてくれます。

微妙にずっとモヤモヤしていたことが (器に盛るカレー vs 盛らないカレー)、あらためてはっきりしました。ひとつ賢くなったな。

※関連過去記事:世界のカレー料理

世界のカレー料理(ほぼタイ)

1月22日は「カレーライスの日」だそうです。それにちなんで、これまで自分が各国で食べてきたカレー料理の数々を、あらためてご紹介します。といっても、ブログの過去記事を探してみたら、ほぼタイ料理だったんですけどね。タイ料理は本当に多彩です。

タイ

マッサマンカレー

グリーンカレー

ゲーンハンレー (北タイのポークカレー)

チキンイエローカレー

蓮の茎のイエローカレー

ドリアンカレー

ぶっかけ飯用カレー各種

カオモックガイ

カオソーイ

パイナップル炒飯

カレーヌードル (南タイ風)

ホーモック (魚のすり身とレッドカレーペーストの蒸し物)

プーパッポンカリー

昔ながらのポークカレー (とタンシチューの合掛け)

カレーパフ

インドネシア

インドネシアは国土が広く、島ごとに多様な文化がありますから、郷土料理がたくさんあってとても豊かな食体験をすることができました。カレー料理でいえば、とくにアチェ料理が多かったです。何を食べても美味しかったなあ。

ミーアチェ

カリーカンビン (グライカンビン)

チキンカレー他 (パダン料理)

フィッシュヘッドカレー

サメのカレー

貝のカレー

バナナの蕾のカレー

フィジー

フィジーの人口の半数近くはインド系なので、カレー屋はたくさんありました。インド系フィジー人の家庭に呼ばれたらもちろんカレー料理。ただ、フィジー料理としてのカレーは、自分が想像する油コッテリのリッチなインドカレーとはほど遠く、やはりフィジーカレーと呼ぶべきなのかなと思いました。慣れればさっぱりしていてかなり美味しいです。

ベジタブルカレー

貝のカレー (フィジー語で貝=Kai)

ジャックフルーツのカレー (写真右側)

トンガ

トンガ料理といえばカレーモアが定番のひとつ。ボリュームたっぷりで美味しかったです。

カレーモア (チキンカレー)

アラビア湾岸諸国

アラビア湾岸諸国はインド人の出稼ぎ労働者が多いので、とくにカタールとサウジアラビアに住んでいた時代は、カレーをよくいただきました。それもインド人がインド人のために作る本格的なカレー。といっても、あまり高いお店には行ったことがなく、庶民 (というか労働者) 向けの安いお店にばかり好んで行っていました。写真の定食で7リヤルだったかな。当時のレートで200円しなかったと思います。

※ちなみに、エチオピア料理のドロワットやカイワットなどは、個人的にはカレーという感覚では食べていませんでした。なので割愛。

タイのリンガーハットはメニュー豊富

タイから帰国したら食べようと考えていたもののひとつに、リンガーハットの長崎ちゃんぽんがありましたが、いつでも食べられるからと、なんだかずっと後回しにしていて、ようやく食べたのはつい先日のことです。ショッピングモールのフードコートで味わうちゃんぽんは、驚きこそないものの、まさに安定の味。野菜もたっぷりとれて、本当に美味しかったなと。

タイ (バンコク) にもリンガーハットはたくさんお店があって、食べようと思えばいつでも食べられましたし、実際、何回かは食べに行きました。味は、たぶん日本と遜色ありません。ただし、タイ人に合わせてレギュラーサイズが小さいです。大盛りにしてようやく日本のレギュラーくらい。写真はラージサイズ、202バーツ (当時のレートで約700円)。タイラーメン (バミー) なら4杯分くらいの値段ですが (もちろん1杯が小さい)、価値ありの一杯でした。(⇒過去記事:タイ生活の金銭感覚)

タイのリンガーハットのご当地メニュー「トムヤムクンちゃんぽん」。日本人はこちらを試す人が多かったんじゃないでしょうか。自分もいただきましたが、とても美味しかったです。日本でもレギュラー化してほしいくらい。(⇒過去記事:和泰折衷トムヤムクンラーメン)

日曜日に半額 (120バーツ→60バーツ) になる「スパイシーラーメン」も一度いただきましたが、南国っぽい独特の風味が印象的でした (すごく美味しいかと言われると、ちょっと・・・)。(⇒過去記事:バンコクで食べる日本の安い醤油ラーメン)

日本のリンガーハットにくらべてタイのそれはとにかくメニューが豊富。定番の長崎ちゃんぽんと皿うどんに加え、ラーメン、うどん、焼き肉、焼き魚、麻婆豆腐、各種丼ものなどなど。連れ立って外食するタイ人のスタイルに合っていますね。

タイ版ミシュランガイド2023ビブグルマン

タイの「ミシュランガイド2023」のビブグルマン店が発表されました (⇒公式サイト)。新規のお店も多く、バンコクで新しく加わったお店のうち、行ったことのある3店舗を過去記事から抜粋してご紹介します (※注:店名からここだと思うところをあげていますが、たまに同名のお店もあったりするので、随時確認して、間違っていたら訂正します)。過去のビブグルマン認定店の紹介記事はコチラ

独特すぎる麺料理:ミークローブチーンリー

タラートプルー駅すぐ近くにあるタイ料理の老舗、ミークローブチーンリー (Mee Krob Jeen Lee)。ミークローブは甘辛く味付けした細麺をカリカリに揚げたものです。

麺料理なら国を問わず形を問わず、嫌いなものはないと自負する自分ですが、今回初めて食べたミークローブはなかなかのクセモノでした。

麺はカリカリですがけっしてサクサクではなく、砂糖が染みているため微妙にネットリ感もあり、本当に食べるのが大変。

1口食べるのにもずいぶん噛まなくては飲み込めません (噛まないとのどに刺さる・・・)。なので、とにかくあごが疲れます。3口目くらいでまずは一度フォークを置いて、いったん呼吸を整えました。

ラーマ5世が愛してやまなかったというミークローブ、これを残すなんてありえません。がんばって完食しましたが、最後はあごが疲れてヘトヘトでした。

老舗の究極の一品なので値段に文句を言ってはいけませんが、1皿200バーツ/700円はタイにしてはけっこう高い。もう一度食べるかと言われたらちょっと。。一緒に食べたフィッシュボールの炒めもの (150B/525円) は、生胡椒のパンチが効いた軽やかな一品でした。

くるくる麺:アルンワン

タイにはいろんな形状の麺がありますが、くるくるっとカールした麺「クイチャップ (クイジャップ)」はあまり他の国では見ない珍しい麺かなと思います。バンコクには美味しいお店がいくつもありますが (Nai Noi Kway ChapMr. Jo)、エカマイの「Arunwan (アルンワン)」も好きなお店の一つです。2022年5月に行ってみたらまたお店の場所が移転していました。ただ、すぐ近くだつたので難なく到達。今度は、新しくできた "Park X" という小さな商業ビルの半地下。表通りには戻ってきたけれど、なんとなく前よりは入りづらいのかなと思ったり。ここはワンタン麺も美味しいのですが、やはりクイチャップを頼むのが王道。そして今回も、最初の一口から最後のスープの一滴まで、満足いく美味しさでした。お肉たっぷりなので90バーツ/315円でも納得。でもやっぱりワンタン麺も捨てがたい美味しさ。

美味叉焼:タンジャイヤーン

サパーンタクシンでまた美味しいお店に出会いました。叉焼が自慢の "Tang Jai Yang" (またはTung Jai Yang)。評判どおり叉焼は味も香りも食感も抜群の美味しさでした。

一緒に頼んだ海老ワンタンスープも美味。ワンタンにしっかり味がついているので、逆にスープは出汁のみであまり塩気はない感じ。これも悪くないです。

お値段ちょっとお高めで、叉焼ご飯目玉焼き載せが165バーツ/570円、海老ワンタンスープが145バーツ/500円。

それだけの価値はあると思いますが、あともう少し安いと嬉しい。。まあ美味しかったからいいんですけどね。次は豚タンを食べたい。(元記事:サパーンタクシングルメ/南側)

タイの生肉料理

今年に入って何度かタイ保健省から「豚の生肉を食べないで」と注意喚起がありました。おそらく毎年のことなのかもしれませんが、とくにタイ東北地方 (イサーン) で食中毒の事例が後を絶たないからです。

タイ料理には大きくわけて、バンコクを中心としたタイ中部料理、プーケットなどのタイ南部料理、チェンマイなどのタイ北部料理、そしてタイ東北部のイサーン料理と、4つの郷土料理があります。

個人的にはタイ料理の中でもイサーン料理が一番好きです。三大メジャーメニューとも言えるソムタム、ガイヤーン、ラープはもとより、コームーヤーン、チムチュム、サイクロークイーサーンなど、美味しい料理が目白押しです。

タイ滞在中はいろんなタイ料理を食べました。その中でもとくにイサーン料理はたくさん食べたと思っていたのですが、生肉料理は盲点でした。下の注意喚起ポスターにある料理のうち真ん中の「ゴイ (ゴーイ, Koi)」は初めて知りました。こういうのがあったんですね。

もし知っていたら食べていたかなあ・・、いや、さすがに食べなかったか。次にタイに行くことがあったら・・、いやいや、やっぱりやめよう。タイ人だってお腹を壊すんだし・・。

タイ料理まとめ記事
肉料理
魚介料理
カレー/スープ/鍋
前菜他
果物/菓子

* * *

ちなみに、ヨルダンとエチオピアでは生肉を食べました。どちらも美味しかったです。1枚目がヨルダン (羊)、2枚目がエチオピア (牛)。ヨルダンはとても洗練されています。対してエチオピアはかなりワイルド。

ガパオライス@ラーンガパオ(草薙)

タイから帰国後、タイ料理はタイカレーの素を使って自分で作るくらいで (⇒コチラ)、タイレストランには一度も行っていなかったのですが、最近また無性にタイ料理が食べたくなっていました。

しばらくGoogleマップであれこれレストランを探していたのですが、あたりをつけ、祝日の今日、行ってきました。草薙駅のすぐ側にある「ラーンガパオ」という新しいお店です。静岡市の繁華街にも有名店 (タイ政府公認) がありますが、そちらはだいぶ昔に行ったことがあったので。

結論、とても美味しかったです。値段はさておき (スープ・サラダ付、税込み1100円)、味はバンコクの美味しい方のお店とくらべても、まったく遜色なし。お米も香りと食感のいいタイ米で、日本でこの味が食べられるなら大満足です。

ヤムウンセンも美味しかったですが、もう少しいろいろ入っていたらなと。それに、ライムとか卓上調味料セットがあったら、もっと自分好みにできたと思います。今後に期待。メニューにはソムタムやガイヤーンもあるので、次はいつ行こうかな。

※過去記事:バンコクのガパオライスを食べ尽くせ
※過去記事:ヤムウンセン (タイの春雨サラダ)

私が食べた激辛タイ料理10選

タイ料理といえばすごく辛いというイメージがありますが、実はそのほとんどは辛くない料理ばかりです。とくに中華寄りのタイ料理 (=タイ中華=潮州料理) はほとんどが辛くないし、辛い料理にはメニューに唐辛子マークがついていることも多いです。

ソムタムにしても、注文の時に辛さのレベル (唐辛子何本とか) を聞かれます。もしくは、自分から「あまり辛くしないで」と言えばいいだけで、辛さは自分好みに調節可能です。なので自身、激辛タイ料理で涙目になったようなことは、それほど多くはありません。

もしかしたら、タイ人ではない自分に対して、どのお店も自然と辛さを抑えてくれていたのかもしれません。なので逆に、数少ない激辛料理は、鮮明に覚えているものです。以下、自分で食べた激辛タイ料理10選。どれも味は良かったのですが、いかんせん、辛すぎました (みんな完食はしました)。

トムヤムシーフード@ノンリムクローン *Map
タイ赴任当初にいただいた一品。ここのトムヤムはクリアスープ (ナムサイ) で、自分が知っているトムヤムクン (ココナッツミルクが入った白濁スープ=ナムコン) とは様相が異なるものでした。

言ってみれば、甘酸っぱくて中辛のナムコンに対し、ナムサイは酸っぱくて激辛。ハープの香りとスパイスの刺激が鮮烈で、まだタイ料理に慣れていなかった自分の舌には、どうにもこうにも辛すぎました。

タイ生活後半はだいぶ辛さにも慣れたので、もう一度食べておけばよかったなと、ちょっとだけ後悔しています。

水煮猪骨湯@タムナック *Map
ソムタムと焼き肉が美味しいお店で、お気に入りレストランのひとつです。メニュー写真を見て、青ネギたっぷりのスープだと思い注文。しかし実際には、ネギ以上に青唐辛子がたっぷり入っていたのでした。もちろん、舌がジンジンしびれるほどの激辛。ただし、酸味の効いたスープはクセになる美味しさで、結局ほとんど飲んでしまいました。むせないようにそーっとでしたが。

ホーモック@ローンスィ *Map ※閉業
「ローン1919」の中にあったレストラン「ローンスィ」でいただいた一皿。この料理になんの予備知識もなく、メニュー写真の映える感じだけで注文しました。ところが、可愛らしい見た目とは裏腹に、これがまあ辛い。少量なのに、舌がビリビリしびれました。これは「ホーモック」という、魚のすり身の蒸し物。美味しかったですが、この辛さは完全に不意打ちでした。もともとこんなに辛い料理なのかは不明。

グリーンカレー@タイニヨム *Map
バンコクでいろいろグリーンカレーをいただき、料理自体にそれほど辛い印象はなかったのですが、唯一、このお店だけはヒーヒー言うほど辛かったです。グリーンカレーはどこで食べても美味しいですが (もちろんこのお店のも)、さすがにここまで辛いとちょっとなあ。辛さレベルも聞いてくれなかったし。

ラープムー@ソムタムダー *Map
代表的なタイ料理のひとつであるラープですが、似たような料理のナムトックの方が自分は好きだったのと、何度か食べたラープがいつも相当辛かったので、自然とラープは避けるようになっていました。その後は、ラープペッ (アヒルのラープ) の美味しさに目覚め、ラープも積極的に頼むようにはなりました。写真のラープはトンローのSupanniga Eating Roomの店舗内で食べたもので、Somtum Derとのコラボメニューとして出していたようです。他店と比べてもとくに辛かった。

ソムタムプーパラー@バーンソムタム *Map
プラーラーはナンプラーの仲間で、よりクセのある魚醤です。これと、塩漬けのサワガニ (非加熱) を合わせソムタムにしたのが、ソムタムプープラーラー (またはソムタムプーパラー)。自分はオーダーシートの記入ミスで、これを食べることになってしまいました。大いにクセありの味ですが、それがまさにクセになる味わい、と言えなくもないのかなと。ただし本当に激辛で、帰宅後にお腹がゆるくなりました。サワガニではなく唐辛子のせいだと思いたい。

ガパオライス@ペッマーク *Map
店名がそもそも「ペッ (辛い)・マーク (とても)」ですから、辛いのは織り込み済みでした。注文時に辛さが指定できますが、お店おすすめのミディアムにしたところ、日本人的には相当な大辛でした。米・肉・卵・ガパオともに厳選した食材で作られた一品のはずですが、辛すぎてそこまで味わえなかったかも。やはりタイ人のスタンダードはそもそもが辛い。。職場のタイ人スタッフに蒙古タンメン中本のカップ麺をお土産であげたら、ぜんぜん辛くないと言っていました。

スパゲティキーマオ@リアルピッツァ *Map
タイのご当地スパゲティです。タイにはパットキーマオ (酔っぱらい炒め) という料理があり、あまりにも辛いため、一口食べれば酔っ払いもたちまち酔いが覚めるというのが名前の由来だそう。これはその名を冠したスパゲティで、醤油ベースの味付けに大量の唐辛子とにんにく、生胡椒、そしてバジル。パンチ力はかなり強めでした。

火鍋@真蜀味 *Map ※閉業
一時はバンコクの新中華街ともてはやされ開発が進んでいたホイクワン地区でしたが、新型コロナで中国人ビジターが2年間途絶えたため、今では空き家の目立つエリアになってしまいました。2019年に何度か訪問し火鍋を楽しんだお店、真蜀味。たぶんもうこんなに本格的な火鍋は食べられないだろうなと、その味と辛さと痺れ (麻辣) を懐かしく思い出します。一緒に連れて行った出張者 (辛いもの好き) が涙目になっていました。

トムセープ@カオジャオ *Map
豚や牛の肉・内臓・アキレス腱などをタイハーブで煮込むイサーン (タイ東北地方) の名物スープ「トムセープ 」。酸味と辛味が強烈で、目の覚める美味しさでした。イサーン料理は辛くないものもありますが (ガイヤーンとかチムチュムとか)、辛いものは本当に辛いです。ソムタムだって本来はかなり辛い料理のはずなので、タイ人に注文を任せたら、きっと激辛が来るのかもしれません。

おまけ:トムヤムヌードル@ピーオー *Map
写真はバンコクで一番美味しいトムヤムヌードルと評判のお店「ピーオー」のもの。スープが見るからに真っ赤で、唐辛子もたくさん入っていますが、これが意外と辛くありません。ほどよいピリ辛といったところ。赤よりも青唐辛子の方がより凶暴な辛さだと実感しました。

おまけ:ナムプリックヌム@ホムドゥアン *Map
野菜スティックなどにつけて食べるタイのディップソース「ナムプリック」。そのうちナムプリックヌムは、ししとうに似た青唐辛子で作ったものです。初めて食べたホムドゥアンでは、舌がビリビリ痺れるような強烈な辛さに目が点になりましたが、それ以降、別のお店で何度か食べた時はぜんぜん辛くありませんでした。どちらがアタリでどちらがハズレなんだろう。。

野菜の日、タイ料理を思い出す

本日、8月31日は数字の語呂合わせから「野菜の日」だそうです。今から考えると、タイでは野菜をたくさん食べていました。タイ料理は外食でもなんら野菜不足を感じることがなく。我ながら、人生で一番野菜を食べていた期間でした。

日本に戻り、野菜摂取量が激減していることに危機感を覚える今日この頃。以下、タイで食べた、今も記憶に残る野菜料理または野菜多めの料理です。

カオヤム@Oh Ka Jhu
伝統的なレシピとはやや異なるかもしれませんが、オーカジュのカオヤムが大好きでした。またタイに行ったら一番に食べたい料理。(⇒過去記事)

チムチュム
個人的に最も好きなタイ料理のひとつ。蒸し暑いバンコクで汗を流しながら頬張っていました。(⇒過去記事)

ナムプリック
タイ風ディップ "ナムプリック" を頼むとたくさん野菜がついてきます (⇒過去記事)。ただ、わりとクセありの野菜が多かった印象。"Ginger Farm Kitchen" では生のタイナスやシカクマメ、それに茹でた花など、初めて食べたものばかりでした (⇒過去記事)。

豚ひき肉とバイチャプルー
"Yak Eating Vegetables" というオンヌットのお店のこのメニュー、豚ひき肉をバイチャプルー (Lolot Leaf) で巻いて揚げたもので、写真では右下の串に刺されたものなのですが、ご覧のとおりその何倍も野菜が山盛り。たっぷり野菜補給できました。(⇒過去記事)

チャオム
チャオムはオムレツで食べるとクセもなく美味しいのですが (⇒過去記事)、生だとちょっとエグみがあって、だからこれが好きという人もいるでしょうが、自分はちょっと苦手でした。

レモングラスサラダ
これぞハーブ王国タイのサラダだなと。自分でも作れるのかな。一応、庭にレモングラス植えているけど。(⇒過去記事)

空芯菜三変化
タイを代表する野菜である空芯菜。食感がよく、クセもなくとても食べやすい野菜です。外食だけでなく、自分でもスーパーで買ってきてよく調理していました。空芯菜カッターも買いましたよ (⇒過去記事)。

青パパイヤの天ぷら
青パパイヤはソムタムでよく食べていましたが、お店によっては天ぷらがあります。ものすごく軽い食感でとても美味しいです。

花の天ぷら
"Ruen Mallika" という古民家レストランでいただいた花の天ぷら、これも忘れられない一品です。値段的にはやや高級なお店でしたが、本当に行って良かったです (⇒過去記事)。

タムルン
たぶんカラスウリの葉っぱ。少しネバネバというかヌメヌメというか、トロッとした食感があって、炒めものが美味しいです。空芯菜とはまた異なる食感で、美味しさは甲乙つけがたいです。

バナナの花のつぼみ
よくパッタイについてくるこれ、正確には蕾を包むように葉が変形した苞という部分だそうです。シャクシャクした食感でややほろ苦く、パッタイで油っこくなった口の中をさっぱりさせてくれます。

アジアのストリートフードベスト50

CNNトラベルが「アジアのストリートフードベスト50」を発表しました。詳細はCNNのウェブサイトを見ていただくとして、タイからランクインした料理は3品でした。

カイジアオプー (カニオムレツ)
多めの油で揚げ焼きした溶き卵にカニの身が入った一品。卵は外側サクサクで、スイートチリソースをつけて食べればこれぞタイといった味。ただ、自分はカイフープーとカイコンプーは好きで何度も食べましたが、カイジアオプーはちょっと油っこいので1回しか食べたことがありません。(⇒タイ料理まとめ/牡蠣・蟹・海老・魚)

なぜタイのカニオムレツでこれが選ばれたのか不思議でしたが、CNNウェブサイトのビデオを見たら、バンコクの「ジェイファイ (Jay Fai)」のものでした。そりゃ美味しくて当然ですね、値段も値段だし (1皿1200バーツ/4500円)。自分もこれ目当てに何度かジェイファイに行きましたが、行くたび10人も20人も客が待っていて、いつも心が折れて結局一度も食べずじまいでした。ちょっと心残りなので、いつかまたタイに行ったら、今度こそ。(写真は「バーンイン」のもの、ジェイファイのカイジアオプーは筒状なのでもっとふわふわ感があるのかなと)

カオソーイ (カレーラーメン)
美味しい料理なのでランクインはうれしいものの、自分は屋台で食べたことがなく、いつもちゃんとしたお店 (といっても大衆食堂) で食べていたので、「ストリートフード=屋台料理」と考えるとやや違和感あり。バミーなら星の数ほど屋台があって、自分もたくさん食べましたけどね。本場 (北タイ) に行けば屋台がたくさんあるのかも。(⇒カオソーイ)

サイクロークイーサーン (東北タイのソーセージ)
東北タイ (イサーン) のソーセージですが、バンコクにもたくさん屋台が出ています。BTSプロンポン駅の高架下にもあって、時々無性に食べたくなり買っていました (⇒コチラ)。

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他にランクインしていた各国料理のうち、これまで食べたことのあるものをいくつか。

アッサムラクサ (マレーシア)
ジャカルタの "Penang Bistro" でいただきました。魚介出汁のスープは塩味薄めで酸味もあって、麺がなんだか頼りないしミントも載っていて、さっぱりしているのはいいけれど、うーん、個人的にはカレースープのラクサの方が断然好きです。マレーシアで食べればもっと美味しいのかな。

ナシレマッ (マレーシア)
ココナッツミルクで炊いたご飯が特徴。載せるおかずはいろいろです。写真はジャカルタの "Penang Bistro"。チキン、イカ、白身魚のフライなど。

フォー (ベトナム)
ベトナム料理と言えば自分はまずフォーが思い浮かびます。食べやすく美味しい麺料理。写真はジャカルタの "Saigon Cafe"

ルジャッ (インドネシア/マレーシア)
ガドガドにフルーツが入ったようなサラダ的一品。いろんなバリエーションがある中で、自分は東ジャワのルジャッソト (モツ煮込み入り) とルジャッチングル (牛の鼻入り) をバニュワンギでいただきました。写真はルジャッチングル。(⇒コチラ)

ガドガド (インドネシア)
野菜が多くてヘルシーなのに、コクのあるピーナッツソースで食べごたえもあります。作り手によってレシピはいろいろなので、自分の好みに合った一皿を探す楽しみも。写真はインドネシアのニアス島で食べたもの。ガドガドはたくさん食べましたが、これが一番美味しかった。

腸粉 (香港)
モチモチした食感が美味しい腸粉。インドネシアでもタイでも、"Tim Ho Wan (添好運)" に行くと豚レバー入りの腸粉をいつも頼んでいました。写真はジャカルタ店のもの。

バインミー (ベトナム)
美味しいです、間違いない。食べるのに顎が疲れるけれどそれもまた良し。写真はバンコクの "Saigon Recipe" でテイクアウトしたもの。

バブルティー (台湾)
バンコクであれこれ飲みくらべをしました (⇒コチラ)。もともとお茶が好きなので、タピオカはあってもなくてもという感じでしたが、そんな自分でもこれはこれでなんだかウキウキするので、世間で一時期大流行したのも納得。

カヤトースト (シンガポール)
バンコク、BTSチットロム駅横のモールに入っていた "Ya Kun Coffee & Toast" でいただきました (⇒コチラ)。その後ここのお店は閉店してしまいましたが、もう一度食べたかったなあ。

カオジー (ラオス)
焼きおにぎりのようなもので (もっとギュッと固まっていますが)、東北タイ (イサーン) にも同じものがあります。自分はバンコクの屋台でたまに買って食べていました。串焼き屋台でお肉と一緒に買うのが定番 (⇒コチラ)。

モモ (ネパール)
バンコクの "Tibet Kitchen" でいただきました。日本のネパール料理屋でも食べたことがありますが、餃子好きならみんな大好きな味。

臭豆腐 (台湾)
バンコクの "Krua Apsorn" で揚げた臭豆腐をいただきました。変な臭みもなく、香ばしい匂いが食欲をそそりとても美味しかったです。(⇒コチラ)

小籠包 (中国)
バンコクにもたくさん小籠包のお店がありました (⇒その1その2その3)。どこも美味しかったですが、シーロムの "Yong He Dou Jiang" は評判に違わず美味しかったです。"Din Tai Fung" ももちろん。でもどれかひとつと言うなら、ちょっと反則的ですが、"Hong Teong Long" の焼き小龍包がおすすめ。